窓と言っても、腰に壁の残っている本来の窓と、いわゆる掃き出し窓とでは、室内に与える影響がだいぶ違う。なぜなら掃き出し窓のそばは出入りのために人が通行できる余地を空けておかなければならないし、事実上そこから出入りしない場合でも、その部分に物を置いたり座を占めたりすると、たんとなく落ち着かない。全面が掃き出し窓になっているリビングなどで、ソファの側面がガラス面にピタッと寄せて据えられている例をよく見掛けるが、あれは座っていても気の休まらないものである。
(参考情報)
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こういう心理的要素を含めた家具の置き方を考えると、掃き出し窓のガラス面の内側30センチぐらいは、安んじて物を置いたり座ったりできないという意味で一種のデッドスペース化してしまう。