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一世帯あたり年間一万円の節約

2011.11.19

金を食う代表例が、二基並んでいるエレベーターだ。エレベーターは保守点検料が一基あたり年間七八万円も掛かっている。保険料は年間二万円程度だが、電気代を合わせると、一基あたりのコストは年間二一○万円に達していたのだ。一年間の管理費の合計が二〇〇〇万円の私のマンションで、二一〇万円ものコストは痛すぎる。そこでエレベーターの使用頻度を調べてみた。私のマンションはリゾートマンションだ。定住者は少なく稼動率も低い。

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エレベーターも一基あれば十分だということが判明したのだ。だったら、思い切って一基を廃止してしまえば良いのである。エレベーターを廃止したと言っても、別に取り外したわけではない。外から見ただけではまったく違和感なく、エレベーターは二基並んでいる。ただし電源が入っているのは一基だけなので、ボタンを押すと、一方のエレベーターだけしか動かないというだけの話なのだ。「不便になる」と不安を口にした住民もいた。だが、一世帯あたり年間一万円の節約になることを説明すると、「それでは仕方ないね」と納得してくれたのである。