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利子率、地代との間に法則的関連

2011.11.04

住宅ローン利用者が手にしたインフレーションの債務者利益は、一般預金者の銀行など金融機関に対する債権者としての損失の上に成立するものなのである。住宅ローンを利用できる社会階層はほとんどひと握りの層にすぎない。経済をトータルでみた債権、債務の関係でいうと、最大の債務者は「資本」であり、最大の債権者は庶民である。住宅ローン利用者の債務者利益は、ローンすら利用できない社会階層の損失によってささえられているのである。

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さて、以上の地価と結果において一体化する支払い利子の大きさはそれ自体、資本主義という仕組みのもとにおける土地という商品の特殊性を物語るものである。土地の価格は、利子率、地代との間に法則的関連をもっているが、土地の価格は地代が上がらないでも、このように土地に合体する資本の利子がふえればそのまま高騰を演ずるかたちとなることは古くから指摘されてきた。それにしても、年間売上げ高の2倍、資本金の10倍以上もの借入れ金を抱えている業種も他に例をみない。